耳の症状に着目する
耳の違和感がある方はその症状に着目して原因を探ることが大切です。 大して気にならないから大丈夫だと何の根拠もなく野放しにしていると、ある日突然、耳が聞こえなくなったり痛みが治まらないといったことに苛まれることもあるのです。 人間は誰しも嫌いな音と好きな音というのがありますが、特定の音に過敏になることがしょっちゅうある方は聴覚過敏の疑いがあります。 そして、他人には聞こえない音に悩まされている方は耳鳴りという症状の可能性があるでしょう。 耳に何かつまっている感触があり片方の耳が上手く聞こえないという方は耳閉感という症状で水泳をしていて耳に水が詰まったとか、飛行機に乗っていて気圧の変化でこのような症状が出るのはごく普通のことですが、寝て起きたら耳閉感になってたというのは原因を究明した方が良いでしょう。 また、これらの症状は何かしらの病気で併発している症状の疑いが強いので確かめる必要があります。 聴覚過敏は、うつ病や自律神経失調症の疑いがあり、耳鳴りは、中耳炎や耳性帯状疱疹かもしれません。 また、耳閉感やめまいなども同時に起こっているときは、突発性難聴やメニエール病などの可能性がありすぐに治療が必要となります。 病気でなければそれに越したことはありませんので、耳に違和感を感じたときは症状に着目して何の病気かと疑ってかかることが大切です。
|