突発性難聴にビタミン剤

突発性難聴にビタミン剤

突発性難聴は、何の前ぶれもなく突然片耳が聞こえなくなったり、人の話が聞こえない、自分の声が自分の耳の中で大きく響く、耳鳴りがするといった症状がありますが、原因ははっきり分かっていません。突発性難聴の中で、感覚難聴と言うのは内耳内での平衡感覚を失う際に起こる症状であります。

原因ははっきりしていませんが、現在医学界で考えられているものとしてウィルス感染、内分泌異常、循環障害、疲労、睡眠不足、ストレス、動脈硬化、高脂血症、糖尿病等があります。突発性難聴は、早期の治療の時期を逃してしまうと効果は薄れてしまいますので、早ければ早いほど効果的です。

可能なら２週間ほど入院して点滴注射と内服薬を併用するのが良い方法とされています。しかし難聴が高度であったり、めまいを伴うような場合は完治が難しい場合があります。その内服薬で使用されている突発性難聴の血液の流れをよくする薬剤は、代謝賦活剤、ビタミン剤、副腎皮質ホルモン剤（ステロイド）などです。

突発性難聴で使用されているビタミン剤は、ビタミンＢ１２などが多く使用されています。このビタミン剤などは、突発性難聴によって障害された感覚細胞や、聴神経に栄養を与え、機能を回復させるための薬であり長期に渡って服用しても全く害がありません。