治療ネットワーク
突発性難聴とは、ある日突然、片耳が聞こえなくなる感音性難聴のうち原因不明の難聴のことをいうそうです。原因は不明ですが、ウィルス感染説と内耳循環障害の説の2つがあるといわれています。突発性難聴は50歳代から60歳代の人に多くみられますが、若い人も発症することも少なくないようです。 片耳が聞こえなくなる、耳がふさがる感、耳に水が入ったような感じがするなどの自覚症状があるようです。低音型、高音型、水平型の難聴、音割れ、音が異常に響く、音が二重に聴こえます。さらに、耳鳴り、めまい、吐き気が伴うようです。毎年3万5千人の突発性難聴になる患者さんのうち、完治するのは三分の一、また、三分の一は後遺症が残り、残りの三分の一は改善されないとのことです。 この病気は治療が遅れてしまうと重症化してしまうので、早期の治療が求められます。他の病気と間違えられて治療が遅れてしまう場合もあるので、おかしいと思ったら違う病院で診察された方がいいかもしれません。「突発性難聴ハリ治療ネットワーク」も存在しています。 ところで、突発性難聴になる患者さんにみられるのは、疲労感とストレスを抱えていたということのようです。突発性難聴を発症したら、信頼できる病院で治療を受けることと、安静とストレスをためないことが必要です。
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