顎関節症からの肩こり
普段の生活で、口の開閉は自然に行うことが多く、顎の関節について意識することはあまりありません。顎関節症は、顎の関節異常により、口の開閉に支障をきたしたり、関節自体や筋肉の痛みなどの症状がみられます。寝ている間の歯ぎしりや、食べ物を片側のみで噛んでいる場合、口を開閉する際にきしむ音がするなど、気になる症状がみられたら、要チェックです。 肩こりの原因は様々ですが、顎関節症も、肩こりに大きな影響をあたえている要因と考えられます。確かに、肩こりで整体などでも、食事中のかみ合わせなどについて、注意を受けることが多いようです。顎関節症で筋肉のバランスが崩れたまま食事をすることで、体全体の血行や筋肉疲労に影響してくると考えられます。人間の体はバランスが重要ですから、顎関節症により、筋肉が疲労したり緊張状態が続くと、肩こりが慢性化したり、重症になったりすることがあります。顎関節症による肩こりの予防は、左右バランスよく噛むよう意識し、食事メニューも、偏らないようにすることが重要です。 また、ストレスにより、肩や顎の筋肉が、気づかないうちに緊張している場合が多いようです。パソコンや長時間の作業の際には、適度な休憩とリラックスを心がけるようにしましょう。また、日常生活での姿勢も、顎関節症による肩こりに関係しています。鏡の前に立ち、猫背や顎を突き出すような姿勢になっていないか、日頃からチェックするようおすすめします。また、ほおづえなども、顎に負担がかかる為、くせになっている人は、気をつけましょう。 突発性難聴
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